端午の節句に兜を飾る意味とは

端午の節句に兜を飾る意味とは

端午の節句が中国から日本に伝わった当初は、厄除けとして伝わりました。そのため、建物の外、門や塀などに幟や槍などを飾り、厄を払っていたのだそうです。家紋のついた旗や兜なども一緒に飾られていました。これらが元となり、いつしか鎧兜をまとった人形が飾られるようになったのです。ちなみに吹流しは今の鯉のぼりの発祥となっています。

しかしこれらの風習は当初、一般庶民の間ではなかなかできることではありませんでした。そこで、お金をかけずに簡単にできることとして折り紙や和紙などを使って兜などを作り、人形にその兜をつけたものを飾っていたそうです。

時代が移り変わり、これまでは家の外に飾っていたものを部屋の中に飾るものへと変化してきました。これが今の時代に伝わる兜を部屋の中に飾るという風習の発祥と言われています。このとき作られる人形は、やはり厄除けという意味合いを持たせる意味で、有名な武将をモデルに作られるようになりました。

初めは家の外に飾るのが当たり前だった端午の節句の飾り。いつしかそれが鎧兜になり、その後は家の中に飾りいつも目に留まるように、目で楽しめるようにと変化してきました。どうして兜を飾るのか、こどもの日に子供と一緒に兜の前で語り合ってみてはいかがでしょうか。

    Copyright(C) 意外と知らない端午の節句あれこれ All Rights Reserved.